トップガンマーヴェリックをご覧になられた方、戦闘機に詳しい方、教えてくだ
トップガンマーヴェリックをご覧になられた方、
戦闘機に詳しい方、
教えてください。
①フェニックス✕ボブ、ペイバック✕ファンボーイはパートナーですよね。ハングマンとルースターにはパートナーはいないのですか?だとしたら何故?
②ミッションでボブがレーザー照射してマーヴェリックがミサイル?を撃ちました。他機のレーザー照射でどうやってミサイルの照準を合わせるのでしょう?
③②にかかりますが、マーヴェリックが一人でやればいいのに、またはフェニックスが撃てばいいのに。と思いましたが役割に意味はあるのでしょうか。
以上、何回観てもわかりません!
どうぞ宜しくお願いいたします!
戦闘機に詳しい方、
教えてください。
①フェニックス✕ボブ、ペイバック✕ファンボーイはパートナーですよね。ハングマンとルースターにはパートナーはいないのですか?だとしたら何故?
②ミッションでボブがレーザー照射してマーヴェリックがミサイル?を撃ちました。他機のレーザー照射でどうやってミサイルの照準を合わせるのでしょう?
③②にかかりますが、マーヴェリックが一人でやればいいのに、またはフェニックスが撃てばいいのに。と思いましたが役割に意味はあるのでしょうか。
以上、何回観てもわかりません!
どうぞ宜しくお願いいたします!

a98**
#1
・作戦に参加したF/A18は計4機。
・「単座(1人乗り)」タイプ1機と「複座(2人乗り)」タイプ1機で1ペア。
・先行と後行の2ペアで攻撃目標を分担。
・先行ペアは地下施設への入り口を破壊、後行ペアが地下施設自体を破壊。
・先行ペアの単座機にマーヴェリック、後行ペアの単座機にルースター。
・単座機のパイロットの担当は自機操縦と誘導弾投下。
・複座機のパイロットは自機操縦を、後席は誘導用レーザー照射を担当。
質問文の「ハングマン」は「マーヴェリック」の勘違いですね。
ハングマンはバックアップ要員として待機していました。
彼は最後に “活躍” していますが、それはルースターの位置信号を確認できたので救援に向かったからです。
②ミッションでボブがレーザー照射してマーヴェリックがミサイル?を撃ちました。他機のレーザー照射でどうやってミサイルの照準を合わせるのでしょう?
空中に放たれた誘導弾は周囲にセンサーを向け、自分を導いてくれるレーザー光線を探します。
このとき、複数の機が複数の誘導弾を放ち、誘導レーザーも複数が照射されていたら「どのレーザーに従えばいいんだ!?」と誘導弾は大慌てしてしまうでしょう。
そうならないように、それぞれの誘導弾は、自分を導いてくれる特定のレーザー光線だけに反応するよう事前にペアリングしてあります。
正確な会話は再現できないのですが、以下のようなやりとりが描かれています。
単座機:「誘導信号コードを確認せよ」
複座機:「確認完了。問題なし」
複座機が照射するレーザー光線を、単座機の投下する誘導弾が検知するための最終チェックをしていたシーンです。
③②にかかりますが、マーヴェリックが一人でやればいいのに、またはフェニックスが撃てばいいのに。と思いましたが役割に意味はあるのでしょうか。
爆撃目標は2つ。
なら単座機×2で攻撃すればいいのでは? ということですよね。
確かに、作戦が実現可能であることを証明するためにマーヴェリックが訓練コースをひとりで飛び、自分だけで完遂するシーンがありました。
でもあのときマーヴェリックはかなり無理をしています。
特に誘導弾投下から命中までのあいだです。
誘導弾を投下した瞬間、機を急上昇させます。
9Gを超える凄まじい加重で視野が狭まり意識を失いかけています。
そんなとんでもない状態なのに、見えなくなりつつある目でレーザー照射モニター画面を見て、レーザー照射ポイントが目標からズレぬよう左手人差し指を必死でウニウニさせてレーザー照射方向をコントロールするシーンが描かれていました。
右手は操縦桿を全力で引っぱり続け、目は(実際の攻撃なら)眼前の山肌との距離を確認しながら、という全身の筋肉と感覚を総動員している最中での左手人差し指の微妙なウニウニ....。
マーヴェリックだからこそひとりで成功させられた、と暗に語られていました。
ちなみにレーザー照射は機の後方に向けることも可能。
急上昇&目標から遠ざかる、という状態で照射し続けられたのはこのためです。
この作戦に限らず一般的な作戦でも、誘導弾を投下すれば着弾時には自機は目標から遠ざかってしまっています。
そこでこのような仕様になっています。
誘導弾を確実に着弾させるためには「誘導レーザー照射だけを行う人」が必要。
また、指先を含む全身の筋肉や視覚に大きな負担がかかる「急上昇」の前までに、レーザー照射コントロールという繊細な作業を終えておきたい。
これらの事情を勘案した結果、冒頭に書いたように
・単座機のパイロットの担当は自機操縦と誘導弾投下。
・単座機より少し遅れて飛んでいる、複座機のパイロットは自機操縦を、“後席は誘導レーザー照射だけ” を担当。
と分担したのだと考えます。